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2018年1月16日 (火)

1967年のマーラー・ツィクルス(補遺・サヴァリッシュ2)

 連日の追加情報で恐縮だが、1967年のマーラー・ツィクルスで、サヴァリッシュが指揮したコンサートの概要が判明した。1月15日に、Twitter の「海外ネトラジクラシックwikibot‏」というアカウントで、当該ツィクルスのサヴァリッシュ/ウィーン響の録音を持っておられる方がつぶやいていた! そこに引用された情報によると、公演日時は、同年の6月3日午後7時30分。プログラムは、以下のとおり。

・マーラー 交響曲第4番ト長調
・(レオポルト)モーツァルト 交響曲ト長調『新ランバッハ』
・モーツァルト ソプラノのためのモテット『エクスルターテ・ユビラーテ』KV.158a

 日付と曲目がわかっただけでもうれしいが、なんと「第4番」のソリストが「ルコムスカ(S)」であると書いてある。僕は、「1967年のマーラー・ツィクルス(その2)」という発言で、ネット上の別の情報源から以下のように書いていた。

「ソリストは「ツァデク」だそうで、これはおそらくウィーンで活躍したヒルデ・ツァデクのことだろう。「第3番」のウェストとともに、こちらで紹介したミトロプーロス&VPOの「第8番」にも出ている(ただし、ネット上ではソプラノはハリーナ・ルコムスカだったという説もあり)。」

 この発言は訂正しなければならない。 ハリーナ・ルコムスカ(Halina Lukomska、「ルコムシュカ」とも)はポーランド出身のソプラノで、ご主人はポーランドの作曲家でブロッホ(Augustyn Bloch)。当人も近現代の曲が得意だったとかで、ルトスワフスキやブーレーズなどの録音があるようだ。とはいえ、実際に聴いてみると、想像していたよりずっと柔らかな声である。マーラーの「第4番」終楽章にもぴったりだったろう。

 ツィクルスの録音を聞かれた @netradio_wiki さんによれば、「マーラーの交響曲第4番。3楽章頂点で珍しく唸るサヴァ爺が聴ける。」とのことで、若きサヴァリッシュのツィクルスにかける意気込みが感じられる。さらに興味深いことに、このつぶやきは次の言葉で結ばれている。「今にして思えばショモジーの5番が聴きたかったものよ。」

「Daisy@ハイドン音盤倉庫さん!大変ですよ。僕たち以外に、3人目のショモギー(ショモジー)・ファンが見つかりましたよ」(笑)

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